銭湯について
ご入浴料金・ご入浴方法に関して
銭湯について
◎マイナスイオンの効果(山野井先生によって行われた医学実験より)
①一般に入浴によって最高血圧が低下しますが、銭湯の空気に触れるとわずかにシャワーを浴びただけでも血圧が低下することがわかりました。これは、マイナスイオンに副交感神経を優位にする働きがあるからです。
②マイナスイオンの満ちた浴室内では、リラックスし快適さを感じる脳波であるα波が大量に出ます。しかも、興味深いのは、より深く心の底からリラックスするθ波に近いα波が非常にたくさん出ることです。
半身浴とは、下半身のみお湯につける入浴法です。具体的には、銭湯の湯船には階段状に浅くなっている部分があるのでそこに腰掛けると良いでしょう。人間が立っている時、血液の3分の1は重力によって下半身に集中してます。半身浴で下半身のみに水圧をかけると、たまっていた血液が上半身へ移動するため体内の血液のバランスがとれ、15分もすれば、汗を通じて体内の老廃物が輩出され、体の新陳代謝が活発になります。風呂上がりには、しっかりと水分補給しましょう。
反復浴とは、湯船に入ったり出たりを繰り返す入浴法です。まず、かかり湯をしてから、お湯に5分程つかり一度あがって5分休憩し、汗とともに老廃物がでますからここで体を洗い、再び入浴して5分、これを繰り返して全体で15〜20分入ります。風呂上がりには、10分程休憩をとり水分を補給します。入浴行為は、かなりエネルギーを消費しますが、反復浴ではさらに体を熱したりさましたりなどの刺激がありますので、エネルギー消費が増幅され、入浴効果は痩身が期待されます。
寝浴とは、字のごとく、水中で仰向けに寝るように横たわり、水面に体を浮かして力を抜きお湯に全身を預ける入浴法です。寝浴の利点は、浮力を利用して肉体的、心理的に大きなリラックスが得られることにあります。水に浮く感覚は、筋肉や関節、椎間板などが一時的に重力から解放されるので、腰、関節、筋肉の痛み等の軽減に有効です。また、寝浴は、通常の入浴に比較してα波が多く出ていることが実験的に観察されており心理でのリラックス効果が大であります。
銭湯入浴の楽しみとマナー
日本人の生活に深く溶け込んできた公衆浴場「銭湯」。
その歴史やマナーを知って、ぜひあなたも銭湯をお楽しみください。